2008年10月30日木曜日

ジョイントベンチャーは中小ビジネスのグローバル化戦略として


この間中小ビジネスとジョイントベンチャーについてとてもいい記事を読みました。記事はイギリスとドイツの中国でジョイントベンチャーがある中小企業の分析でした。ダビッドカービさんとステファンカイザーさんが記事を書いた研究者です。

しかし、分析について書く前、少し中小企業と国際ビジネスについて説明したいと思います。カービとカイザーの記事によると中小企業が海外ビジネスやろうとしたら、一番難しい所は限られた資源です。特に、資金、経営、と情報の資源は問題になります。ですので、いつも思うの国際的なビジネスは大きい企業ばかりという事ですが、必ずしもそうではありません。

カービとカイザーの分析はイギリスの15社とドイツの31社の調査に基づいてされました。イギリスの会社は平均で237人雇用していて、イギリスの会社と中国の会社のジョイントベンチャーは平均で102人雇用しました。投資は39万ドルから1400万ドルまででした。平均的にドイツの会社は217人雇用していて、中国の会社とのジョイントベンチャーは56人を雇用しました。ドイツの投資は56万ドルから1080万ドルまででした。

調査の分析によると一番大切な動機は中国の大きい市場に参入することでした。その後、安価な労働力も大切だそうです。そして、一番心配な事は品質でした。二番目必要する事はは利益を本国送還のやり方でした。

結論として、ほとんどの調査に参加した企業は中国企業とのジョイントベンチャーの経験はいいと言えます。1から5まで(5はいい経験で1は悪い経験評価で、イギリスの企業は2.4、ドイツの企業は2.9でした。

"Joint Ventures as an Internationalisation Strategy for SMEs," David A. Kirby & Stefan Kaiser, Small Business Economics 21: 229-242, 2003

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